もう一度【生理周期について】おさらいしたい方へ part1
こんにちは
前回の記事で少し卵胞期、黄体期について記載したのですが
前回の記事を読んでいただいた方から
メッセージにて【生理周期について】おしえてほしいとメッセージをいただきました^^
ありがとうございます♡
みなさん中学高校の保健体育の授業で一度は習ったことあると思いますが、
けっこう昔の記憶で忘れている方も多いのではないでしょうか??
私も大学時代に生理学で改めて学びましたが
女性の体の仕組みって本当に複雑!!
ホルモン分泌機構が複雑で理解するのにすごく悩みました!!
※ホルモン合成経路など男性のほうが単純でいいなぁとひそかに思ったりしてました。。。。笑
なのでその複雑な部分は省き、
今日は基礎的なところだけ記載したいと思います。
基礎的なことを知っているだけでも
・どうして生理前は体がだるくなるのか??
・どうして生理前は落ち込みやすくなるのか??
・どうして生理が終わったら痩せやすいゴールデン期とよばれるのか??
がわかると思います。
今回はどうしても教科書みたいに文字多めになってしまうので
二部制で更新したいと思います。
ではみなさん!!
頑張っておさらいしていきましょう!!
私達の女性の体は生理周期があり、その生理周期で濃度が高くなるホルモンもちがいます。
そしてホルモン分泌のトップ指令は脳の視床下部!!
順番としては
視床下部 → 脳下垂体 → 卵巣
の順にホルモン分泌指令が下りてきます。
月経周期はホルモンの分泌状態により
増殖期(卵胞期)
排卵期
分泌期(黄体期)
月経期
の4つの期間にわけられます。
ではそれぞれの時期になにを行っているのかみてみましょう!
増殖期(卵胞期)は
脳下垂体から分泌されるホルモン(卵胞刺激ホルモン)によって、卵巣の中にある卵子のもととなる原始卵胞の成長が始まります。
原始卵胞は脳下垂体から分泌されるホルモン濃度の低下にともなって成長を続け成熟卵胞へと発育していきます。
この時の基礎体温は低温期の時期となります。
成熟卵胞からは卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され
その影響で
子宮内膜が増殖して少しずつ厚みを増していくのです。
増殖期(卵胞期)は心身ともに最も安定している時期です。
これはエストロゲン濃度が高くなる時期なので、
ホルモン作用として
・食欲抑制効果がある
・血の巡りを良くして肌や髪に潤いと弾力を与える
・自律神経バランスを整えるので気持ちが落ち着ている
などの女性にとってとてもうれしい作用満載の時期です。
このことからこの時期が痩せやすいゴールデン期とも呼ばれています。
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増えると、
あるポイントで脳下垂体ホルモン(卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモン)が急激に分泌され始めます。
この卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの急激な血中濃度上昇が排卵期の始まりです。
排卵はホルモンの急激な増加が始まってから、16〜32時間後におこります。
卵胞ホルモンの分泌量がピークに達するとともに、黄体化ホルモンの血中濃度の上昇も始まります。
排卵は左右の卵巣で交互におこるわけではなく、ランダムにおこるとする説が一般的です。
基礎体温は黄体期になるにつれて高温相になるので
基礎体温の変化がある時期になります。
前回も記載しましたが
この基礎体温の変化は排卵日を特定する材料になっています。
一般的に排卵日の前後2~3日前に行為をすると妊娠しやすいと言われています。
この機序を見てわかるように、排卵は急激なホルモン変化があります。
この急激なホルモン変化により
体の変化として
冷えやむくみ、腹痛、カラダのだるさといった体調不良をおこしやすくなります。
この時期は
質の高い休息時間を意識してあげることが排卵期の体調不良改善に繋がります。
自分なりのストレス解消や自分を満たす時間を作って
できるだけストレスがない時間を作るように意識してあげてください。
いかがでしたか??
今回は4つの時期の2つの時期をご紹介しました。
次回の記事ではみなさんが悩まされる時期であろう
黄体期
月経期
について書いていきます。
ここまででわからないことがあるなど、気になることがありましたら質問メッセージしてくださいね^^
また書きます。
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